今や国民的飲むスイーツといっても過言ではない、タピオカドリンク。そんなタピオカの次に来る! と言われている飲むスイーツをご存知ですか? それは、とろぷる食感がクセになる「わらび餅ドリンク」。今まさにバズり中。江戸時代からあった和菓子が進化して、新感覚のドリンクとしてじわじわと人気を集めています。都内でおいしいわらび餅ドリンクを飲めるのは、巣鴨の「わらび餅もとこ」、浅草の「雷一茶 お抹茶体験店」、新宿の「OCHABA」の3店舗。こちらの記事では、それぞれのお店やわらび餅ドリンクの特徴や魅力を、実食レポートを交じえてご紹介しています。
飲んで楽しむ新感覚の和スイーツ「わらび餅ドリンク」
飲むスイーツの代名詞といっても過言ではないタピオカ。今NEXTタピオカドリンクとして注目を集めているのが「わらび餅ドリンク」です。ぷるぷる食感がたまらない和スイーツがドリンクで楽しめるとあって、SNSを中心にその人気は勢いよく加速しています!
そこで今回は、東京でおいしい「わらび餅ドリンク」を味わえるお店を厳選してご紹介。黒糖に紫芋、抹茶とさまざまなフレーバーがあるので、きっとタピオカドリンクのように色々なお店へ足を運んでみたくなりますよ。
■1:わらび餅の試食もできる「わらび餅もとこ」(巣鴨)
地元のお客さんで賑わう店先
東京・巣鴨にある「わらび餅もとこ」は、15年前にオープンしたわらび餅専門店。JR巣鴨駅から徒歩約5分、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通りの入口手前の道を左へ進むと、お店が見えてきます。
わらび餅ミルクティ(抹茶・ほうじ茶) Mサイズ:¥500/ Lサイズ:¥650 ※烏龍茶・ほうじ茶は現在販売はなし。
地元ではわらび餅の名店として親しまれているこちらのお店。オーダーできる「わらび餅ミルクティー」は全2種。ベースとなるお茶とわらび餅、それぞれ2種類からお好みの組み合わせでオーダーできます。お店おすすめの組み合わせは、「ほうじ茶×黒糖」と「抹茶×紫芋」。サイズはM・Lから選べます。
タピオカドリンクでおなじみの太めのストローがささってます。下に見えるのがわらび餅。
こちらが、黒糖わらび餅入りのほうじ茶ミルクティー。ひと口飲むと、細かく刻まれたわらび餅がするんと口の中に入ってきます。噛まなくても溶けそうなほどプルプルの食感。ミルクティーの甘さが控えめなので、黒糖を使用したわらび餅の上品な甘さをしっかり感じられます。
一方、紫芋わらび餅入り抹茶ミルクティーは、抹茶の苦みとわらび餅の甘さのバランスが絶妙の一杯。他ではあまり見かけない紫芋のわらび餅は、黒糖よりも少しだけもったりとした感触。噛むたびに、ほんのり紫芋の風味を感じられます。
また、店先ではわらび餅を試食させてくれるので、ドリンクと一緒に買っていくお客さんも多いのだとか。他ではなかなか味わえない、この時期限定の「塩わらび餅」もおすすめですよ。(販売は12月中旬までの予定)
問い合わせ先
- わらびもちもとこ
- 営業時間/10:00〜18:00
- 定休日/月曜日(※祝日・4のつく日は営業)
- TEL:03-5394-1830
- 住所/東京都豊島区巣鴨3-31-2
■2:苦くない抹茶ドリンクがいただける「雷一茶 お抹茶体験店」(浅草)
観光名所である浅草寺近くにあるため、着物を着た女性や外国人のお客さんで賑わっていました。
東京・浅草にある「雷一茶 お抹茶体験店」は、浅草寺近くにあるお濃茶スイーツの専門店。浅草寺を五重塔方面に左折し、奥山おまいりまちの通りにある黒いセブンイレブンの横にあります。
「良質な抹茶は苦くない」というコンセプトのもと、抹茶の名産地である京都・宇治にて、その年の最初に生育した新芽を手摘みした「一番茶」のみを使用した抹茶ドリンクを提供しています。
2Fはお土産用のお濃茶スイーツが販売されています。
メニューを監修しているのは、農林水産大臣賞6回受賞、天皇三賞(内閣総理大臣賞)を受賞している宇治のお茶生産家・辻喜代治さん。
綺麗に混ざり合う抹茶と牛乳
そんな「雷一茶 お抹茶体験店」でいただけるのは、「お濃茶わらび餅ラテ」。オーダーすると、目の前で抹茶とミルクを注いでつくってくれます。
お濃茶わらびラテ ¥780
ひと口飲むと、溢れんばかりの抹茶の豊かな風味を感じます。わらび餅にも抹茶が使われており、こだわりのオリジナルレシピでつくられたものなのだそう。食感は、ぷるもちっとした弾力のあるタイプ。甘みを感じる緑茶を飲んだ感覚と似ていて、抹茶の甘みと優しい苦みのバランスが絶妙でした。
ラテ、わらび餅ともに甘さは控えめ。甘さは店内に設置されたガムシロップにて、セルフで調節することもできます。
ちなみに、ドリンクに使用されているわらび餅は、花川戸にある「雷一茶」浅草本店で味わうことができます。気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。
問い合わせ先
- 雷一茶 お抹茶体験店
- 営業時間/10:00〜18:00、月曜日のみ10:00〜17:00
- TEL:03-5811-1948
- 住所/東京都台東区浅草2-7-3
- 定休日/不定休
■3:日本茶ロイヤルミルクティーのお店「OCHABA」(新宿)
混雑時でも10分〜15分程度で購入できました。
東京・新宿にある「OCHABA(おちゃば)」は、日本茶ロイヤルミルクティーの専門店。新宿駅直結のルミネエストの地下1Fにあります。交通量の多い東口アルタ前に直結する入口側にあることもあり、おやつどきや夕方にはお店の外まで行列ができることもある人気店です。
こだわりの日本茶ロイヤルミルクティーには、創業70年の「丸善製茶」の協力のもとつくられた、ミルクティーに最も合う茶葉のオリジナルブレンドを使用。茶葉を開かせた後、ミルクでじっくり煮込んで茶葉の旨みを閉じ込めているのだとか。
列に並んでいる間にメニュー表を見せてくれます。
「OCHABA」は、ベースとなるお茶や淹れ方(通常またはエスプレッソ)、甘さにトッピングと、自分好みのドリンクをつくれるカスタムオーダー制のお店。お茶は緑茶、ほうじ茶、玄米茶、エスプレッソをベースにした全12種類から選択が可能。
トッピングは、黒糖わらび餅と白玉をお好みで(有料)プラスできます。
緑茶ロイヤルミルクティー Mサイズ(¥580)+黒糖わらび餅(¥50)※写真は氷少なめでオーダーした状態
1番人気のドリンクは、「緑茶ロイヤルミルクティー」の甘さレベル普通。今回は、トッピングで「黒糖わらび餅」をプラスしました!
ひと口飲んでみて、緑茶の甘みや渋みと牛乳の相性の良さに感動!ミルクティーならではのコクがしっかり感じられる濃さです。抹茶とミルクはよくある組み合わせですが、緑茶のミルクティーはなかなか出合えない一杯なので、ほうじ茶ラテを初めて飲んだときのような感動がありました。
黒糖わらび餅は、今回ご紹介した3店舗のなかでは1番モチモチとした食感。形もタピオカのように丸く、しっかりと弾力があり、緑茶ミルクティーに絶妙なアクセントを加えてくれます。甘さは「普通」レベルでしっかりと甘さを感じられたので、甘党じゃない方は「小」をチョイスするといいかもしれません。
問い合わせ先
- OCHABA
- 営業時間/月〜金11:00〜22:00、土日祝10:30〜21:30
- TEL:03-6273-0415
- 住所/東京都新宿区新宿338-1 ルミネスト地下1階
タピオカドリンクのように、1度飲んだらその「ぷるとろ食感」にハマる人が続出しているわらび餅ドリンク。ぜひ、ご紹介した店舗でそのおいしさを体験してみてください。